志村けんにも使用された非透過性納体袋とは?納体袋を神戸市が用意した理由は?

非透過性納体袋 エンタメニュース

2020年3月30日未明、日本中を悲しみに誘った志村けんさんの訃報。

志村さんが亡くなった原因が新型肺炎コロナウイルスによる肺炎ということで、ニュースを聞いた人々のショックは更に大きく、悲しみそして悔しさを誘いました。

亡くなった原因がコロナウイルスということで、更なる感染を防ぐ為に、家族でも志村さんの遺体に面会することが出来ないようです。

志村さんの遺体は非透過性納体袋という袋に納められて、そのまま火葬されるようです。

今回はこの非透過性納体袋について調べてみたいと思います。

 

志村けんさんにも使用された非透過性納体袋とは?

非透過性納体袋(http://ceremobag.jp/product.html)

非透過性納体袋とは、有害物質が出ないポリエチレン製のバックで以下のようなときに主に使用されるようです。

  • 感染症、新型インフルエンザ等の感染症の病原体に汚染された遺体
  • 血液・体液・排泄物による接触感染リスク暴露の防止
  • 屋外や野外の遺体の一時的な安置又その後の腐敗防止
  • 損傷や腐敗のある遺体に対するプライバシーの保護

材料はポリエチレン製の塩化ビニルで、防腐用のフェノール等が使用されており、遺体の水分の蒸発を防いだり、また、引き裂きにも強い材料で作られているようです。

金属を使用していない為、そのまま火葬しても非透過性納体袋は残らないそうです。

また、この非透過性納体袋に遺体を入れたままでのCT等の撮影が可能なようです。

非透過性納体袋が黒ではなく灰色が多いのも、災害等で多くの方々が亡くなった場合、間違いのないように油性ペンですぐに現場で間違いのないように直接非透過性納体袋に記入できるという配慮だそうです。

 

志村けんさんはこの非透過性納体袋に納棺されたの?

志村けんさんは新型肺炎コロナウイルスに陽性反応を示し、その後、合併症の肺炎により亡くなりました。

志村けんさんの実兄・知之さん(73歳)のお話によりますと、入院中は感染を防ぐ為にお見舞いに行くこともできず、亡くなった後、志村けんさんの遺体は感染を防ぐ為に、非透過性納体袋に納められ、密封されたまま火葬場に直行し、火葬後、実家に遺骨が届いたあとで通夜を行うということです。

「本当は盛大に送ってあげたかったのに、こんなことになって悔しいです。コロナがこんなにはびこるとは思わなかったので、本人も悔しいと思う」

とお話されました。

志村けんさんほどの人気者が亡くなった時、最期にお顔も見られないということはご家族、親しかったご友人方にとってはどんなにつらく悲しいことでしょうか。

追記:2020年3月31日、火葬さた志村さんは遺骨となってご自宅にもどったようです。

志村けん

志村けんさんの実兄・知之さんによりますと、志村さんが亡くなった後、最期のお別れの為に遺体が安置されていた都内の病院へと向かいましたが、志村さんの遺体は既に棺に納められ、閉じられたままだったようです。

おそらく志村けんさんのご遺体はこの非透過性納体袋に納められ密閉されたまま、病院で用意された棺に納棺されたようです。

知之さんは最期に志村さんの顔を見ることなく、棺が火葬場へ向かうのを見送っただけだとお話しされていました。

棺を選んだり、思い出の品、ゆかりの品を棺の中へ入れたりすることは一切できなかったようです。

火葬場でも、一切立ち会うことはできず、自宅に戻ってから遺骨を受け取ったそうです。

遺骨を持った知之さんは

「重いですね。それにまだ温かい」

と話していました。

あれほどの人気者だった志村けんさんがこのような無機質は袋に密閉されて、家族や大勢の友人・ファンにお別れをいうこともなく、一人寂しく天国へ旅立っていったのかと思うと、加藤茶さんが述べていたように「コロナが本当に憎い」です。

 

厚生労働省のガイドラインでも非透過性納体袋を推奨って本当?

コロナウイルスに感染した人の遺体について、厚生労働省はガイドラインを発表しました。

それによると、

「非透過性納体袋に収容、密封することが望ましい」

そして葬祭業者に対しては、遺族等の意向にも配慮しつつ、

「極力そのままで火葬するように努めてください」

としています。

行政側としても、二次感染を防ぐ為にこのような処置を推奨していますが、ご遺族のお気持ちを察すると、本当に辛いことだと思います。

「望ましい」とか「努めてください」という表現で、しなければならないというガイドラインではないようですが、多くの病院、葬祭業者はこのガイドラインに従っているようです。

 

志村けんさんにも使用された非透過性納体袋の価格はいくらするの?

お値段は様々で4000円位から2万円位のものまであるようです。

多くの非透過性納体袋を販売している企業は値段を公表しておらず、購入希望の方はお問合せをするというシステムのようです。

 

神戸市が透明袋を用意した理由は?

志村さんの死により、感染症で亡くなった場合、残された遺族が遺体に会ってお別れをすることができないということがわかりました。

そこで現在10人以上のコロナウイルスでの犠牲者が出ている神戸市は、透明の非透過性納体袋を用意していることがわかりました。

通常は自治体はこのような準備はしませんし、一般の非透過性納体袋は外から中が見えないよう、灰色等の色が非透過性納体袋に使われていましたが、今回は敢えて、故人のお顔が見れるようにと透明の袋を用意したそうです。

この「非透過性」という意味は「中が見えない」のではなく、「血液などの体液が漏れない袋」という趣旨でありますから、故人が感染症で亡くなった場合、防護服を着た医療従事者が非透過性納体袋に納め、その表面を消毒したら、通常の遺体と同じ扱いができるそうです。

ということは、志村さんのように病院から火葬場へ直行、遺骨となって自宅で家族と対面という形ではなく、袋越しですが棺桶に納棺し、葬儀参列者がお花や思い出の品をいれたりしながら最後のお別れができるようになる神戸市側の配慮のようです。

神戸市の担当の方はこの透明袋を用意したことについて、以下のように話しました。

感染者の治療と感染拡大防止に全力を尽くす。ただ万が一死者が出たときを見据え、敬遠する葬儀会社も多い中、遺族の意向に沿う対応ができるように準備している。

遺族にとっては、最期にお顔をみられることは何よりですが、そもそも早くこの感染拡大が収まり、このような心配をしなくてもいい世の中に少しでも早く戻って欲しいものです。

 

志村けんさんにも使用された非透過性納体袋についてのツイッター反応は?

 

まとめ

今回は非透過性納体袋について調べてみました。

昨日コロナウイルスに感染して亡くなられた志村けんさんもこの非透過性納体袋に納められ、家族に会うこともできず、火葬後に自宅に戻られるようです。

芸能界だけでなく、様々な分野において交流が多かった志村さん。

最期に、直接会ってお別れをしたかった方々が多かったことと思います。

遺族・親近者の方々にとってこれ以上に悲しく無念な事はありませんね。

私たちを長い時代にわたり楽しませ、笑わせてくれた志村けんさん。

これからも東京オリンピックでの聖火ランナー、映画での初主演やドラマ、バラエティー番組への出演など、まだまだやり残したことがたくさんあったと思うのに、このような無機質な袋に入れられ、誰にも見送られることなく旅立つとは本当に悲しいです。

今後、コロナ蔓延を防ぐ為に一人ひとりができる事を実行し、このような悲しい事が少しでも減るよう私たち一人ひとりが意識していくことが大事なのではないでしょうか。

これだけ大勢の人々に愛された志村けんさんをコロナウイルスによって失ってしまうとは本当に残念ですし、感染を防ぐ為という理由で家族ですら面会が叶わず、このような無機質な袋に密閉され火葬されてしまうという現実。

今回、志村さんの死によってこの非透過性納体袋が話題となりましたが、コロナウイルスにより亡くなった全ての方々がこのような最期を過ごされ、遺族の方々が苦しまれていると思うと痛ましいですよね。

早くこの新型肺炎コロナウイルスが沈静化することを願ってやみません。

志村けんさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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