山本美香はマチネの終わりのモデルなの?原作と映画の違いはある?

マチネの終わりにモデルは実在人物の山本美香さん?原作と映画の違いはある? 映画

映画「マチネのおわりに」のモデルには実在人物はいるのでしょうか。

平野啓一郎さん原作で50万部を突破し話題になった小説・マチネの終わりは、クラシックギターリストとジャーナリストの6年間の恋物語を描いた純文学小説です。

この小説に登場するジャーナリスト小峰洋子のモデルは、実在する人物である山本美香さんではないかと言われています。

こちらについて、後ほど詳しくお伝えしたいと思います。

2019年には映画も公開されていますが、2つの作品に違いはあるのか?についても調べました。

「山本美香はマチネの終わりのモデルなの?原作と映画の違いはある?」について真相はどうなのか、解説していきます。

 

マチネの終わりにモデルは実在人物?

マチネの終わりにモデルは実在人物の山本美香さん?原作と映画の違いはある?『マチネの終わりに』に出てくる小峰洋子は海外の通信社に努めるジャーナリストで、主人公・蒔野聡史に恋する女性記者です。

映画では石田ゆり子さんが小峰洋子を演じています。

この小峰洋子のモデルではないかと言われている人物が、日本人ジャーナリストとして活躍していた山本美香さんです。

山本美香さんは2012年シリアの取材中に銃撃で殺害され45歳で亡くなってしまいました。

映画を観た人は石田ゆり子さんの雰囲気が、山本美香さんの雰囲気と似ていると思ったという声もあります。

作者である平野啓一郎さんは「洋子はモデルがいるので書きやすかったです。もちろん、アレンジはしてあります。」と語っているので、小峰洋子のモデルがいたということが分かっています。

作中で小峰洋子が語っているジャーナリストになった理由も、山本美香さんがインタビューされている時に答えていた内容と似ている部分があります。

そして、語っている部分が似ているだけでなく、小峰洋子がテロに合うシーンも山本美香さんが経験された事件と似ているところも出てきます。

小説「マチネの終わりに」は現実で起きた事件も交えた内容となっており、イラク戦争、リーマンショック、難民問題、東日本大震災など実際に起きたことが描かれている作品です。

小説の中で、小峰洋子の勤務先である通信社が自爆テロに合い、エレベーターの奥に逃げ込んだというテロのシーンが出てきます。

このシーンは、2003年のイラク戦争中にバグダッドのホテルで、米軍の砲弾により記者が死亡するという事件がこのシーンのもとになったのではないかと言われています。

現実でこの事件が起きた時、当時35歳でジャーナリストとして現地に行っていた山本美香さんは、事件に巻き込まれた記者を助けたという事実があるのです。

小説「マチネの終わりに」では最初の一節に「ここにあるのは蒔野聡史と小峰洋子という二人の人間の物語である。彼らにはそれぞれモデルがいるが差しさわりがあるので名前をはじめとして組織名や出来事の日付を設定は変更してある」と書かれています。

その続きには「もし事実に忠実ならいくつかの場面では私も登場しなければならなかった。しかしそういう人間はこの小説ではいなかったことになっている」とも書かれているのです。

もし現実と同じように小説を書くなら、作者の平野啓一郎さんも登場している話になります。

また平野啓一郎さんは、小学生の頃からギター経験があり、大人になってからはクラシックギターを購入したそうです。

平野啓一郎さん本人は、小説を書く時にもギターは欠かせない存在だということを明かしています。

この作品のもう1人の主人公・蒔野聡史は天才クラシックギターリストです。

主演の2人どちらにも、モデルがいたと考えられるのです。

実際にはクラシックギターリストとジャーナリストとの恋愛ではないかもしれませんが、様々な事件が現実の中でこのような恋愛をしていた人がいた、ということは事実なのではないでしょうか。

 

マチネの終わりに原作と映画の違いはある?

マチネの終わりにモデルは実在人物の山本美香さん?原作と映画の違いはある?小説「マチネの終わりに」は、2016年4月9日に単行本として発売され、2019年11月1日に映画が公開されました。

大まかなストーリーが大きく変わっているところはないのですが、映画では描かれていな部分があるので原作とどのように違いがあるのか、見ていきましょう。

 

時代設定

小説では、2006年~2012年5月6年間の物語となっており、蒔野聡史のコンサートからニューヨークのリサイタルまでが描かれています。

映画では、2012年から2019年11月1日(映画公開)のニューヨークで蒔野のコンサートまで描かれています。

原作と映画で約6年の時代差があるのですね。

 

小峰洋子の生い立ち

小説では、洋子は映画監督イエルコ・ソリッチのと実の親子であり、両親は洋子が幼い頃に離婚したことになっているので洋子はハーフなのです。

映画では洋子はソリッチの義理娘で、血がつながっていないことになっています。

 

小峰洋子の勤務先

小説では、洋子は蒔野と会った後に、洋子のアシスタントであるジャリーラが勤務するバグダッドで6週間勤務し、その後パリに戻ります。

映画でのジャリーラは洋子のアシスタントではなくという同僚という設定で、パリにいることになっています。

 

小峰洋子がテロに巻き込まれた場所

小説ではバグダッドでテロに巻き込まれた洋子ですが、映画の中ではパリでテロに巻き込まれてしまいます。

 

社会情勢の取り入れ方

小説ではイラク戦争、イラク国内情勢の不安、サブプライムローン問題、世界同時不況、東日本大震災など、現実で起きた様々な事件をは話に取り入れながら、ストーリーが進んでいきます。

映画では、洋子が住んでいるパリでテロ事件が起こったことが、ストーリーに取り入れられているのですが、小説に比べるとは取り入れた事件の数は少ないです。

 

蒔野聡史のレコード会社と担当者が変更される

小説では、ジュピターの是永が蒔野の担当をしているのですが、蒔野が「この素晴らしき世界~Beautiful American Songs」のCD制作を途中でやめると言った後に是永は蒔野の担当を外されてしまいます。

映画では、最初から最後までジュピターの是永が蒔野聡史の担当をしています。

 

祖父江が存命か亡くなってしまうか

小説は、蒔野聡史のギターの師匠・祖父江は生きていますが、映画では祖父江は亡くなっている設定です。

 

蒔野聡史の長期休養理由

小説では、長期休養の理由はスランプと病気でということになっていますが、映画では、音楽活動のスランプが理由で長期休養に入ることになります。

 

武知文昭の登場について

小説には、蒔野聡史の知り合いでギターリストの武知文昭という人物が出てきます。

蒔野聡史は音楽活動を休養していた時武知文昭に誘われ、復帰した蒔野聡史は武知文昭とともにツアーをするのです。

映画には出てこない登場人物なので、もっと作品を知りたいと思った方は小説も読んでみてください。

 

小峰洋子と三谷早苗が会う場面と偽メールでの真相の知り方

この場面は、小説と映画で大きく違うところです。

小説では、小峰洋子が東京で蒔野聡史のコンサートのチケットを買っている時に、妊娠中である三谷早苗に声をかけられ、2人で話をします。

三谷早苗は小峰洋子にコンサートに来ないでほしいと話をするのですが、小峰洋子は三谷早苗が偽メールを送ったと気が付き、三谷早苗は真実と偽メールのことを白状します。

映画では、三谷早苗がニューヨークに住んでいる小峰洋子を訪ねて、三谷早苗自身の口から偽メールの真相と蒔野聡史のコンサートに来てほしいということを話すのです。

 

まとめ

マチネの終わりにモデルは実在人物の山本美香さん?原作と映画の違いはある?以上、マチネの終わりにモデルは実在人物の山本美香さんなのか、そして、原作と映画の違いはあるか、検証してみました。

この作品は事実を織り交ぜた話なので、映画を観終わった人からは2人関係が生々しかった、という感想もあるほど、リアルな恋物語なのです。

生々しさを感じられるのもモデルがいることや事実を取り入れているからこそ、感じるものなのではないかと思います。

ぜひ映画も小説も手に取ってみてくださいね!

それでは「山本美香はマチネの終わりのモデルなの?原作と映画の違いはある?」を読んでいただきありがとうございました!

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